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日本PFI・PPP協会 植田理事長 第4回「IR定義修正の提案。地方自治体、産業界の意欲向上に(1)」

2015-09-29

【インタビュー&特集記事】

PFIPPP協会-植田氏-画像

特定非営利活動法人「日本PFI・PPP協会」は1999年設立であり、16年間、地方公共団体、民間企業に対してPFI・PPP事業方式の考え方を啓蒙・支援し、政府・関係機関に対する政策提言を行ってきた。植田理事長は2010年からIRのポテンシャルに着目し、その実現に向けた活動を行ってきた。
第4回では植田理事長の「IR推進法案」、および、IR議連による「IR実施法案の基本的な考え方」におけるIRの定義修正の提案を紹介する。これは、地方自治体、産業界の意欲向上のための提案である。

第4回 IR定義修正の提案。地方の自治体、産業界の意欲向上のために(1)

1月に「特定複合観光施設の定義を修正する提案(案)」をIR議連に提出
2015年1月に私を含めてIRに関連する方々が集まり議論する機会がありました。国会においてIR推進法案がきちっと議論され、承認されていくプロセスが円滑に進まない状況を危惧し、有志が集まったわけです。そこでは、何が欠落しているのかについてじっくりと話し合いました。
私は自身の見解、関係者たちとの議論をベースに提案書を作成しました。1月に私個人として提案書をIR議連に提出させて頂きました。提案書のタイトルは「特定複合観光施設の定義を修正する提案(案)」です。「特定複合観光施設区域の整備の推進に関する法律案」(IR推進法案)、および、IR議連の「特定複合観光施設区域整備法案(仮称)~IR実施法案~に関する基本的な考え方」(IR実施法案の基本的な考え方)に対する修正提案です。

IR推進法案に対する修正提案(案)
「特定複合観光施設の定義を修正する提案(案)」の骨子は以下の通りです。IR推進法案の第二条の定義に関わる部分です。

【現在】
この法律において「特定複合観光施設」とは、カジノ施設(別に法律で定めるところにより第十一条のカジノ管理委員会の許可を受けた民間事業者により特定複合観光施設区域において設置され、及び運営されるものに限る。以下同じ。)及び会議場施設、レクリエーション施設、展示施設、宿泊施設その他の観光の振興に寄与すると認められる施設が一体となっている施設であって、民間事業者が設置及び運営をするものをいう。
【修正案】
この法律において「特定複合観光施設」とは、カジノ施設(別に法律で定めるところにより第十一条のカジノ管理委員会の許可を受けた民間事業者により特定複合観光施設区域において設置され、及び運営されるものに限る。以下同じ。)及び会議場施設、レクリエーション施設、展示施設、宿泊施設その他の観光の振興に寄与すると認められる施設が一体となっている施設であって、民間事業者が設置及び運営をするものをいう。特定複合観光施設は、観光振興に適切に貢献すると評価される限り、その規模は問われない。又、既存の上記施設等を含むIRの場合も、同様に特定複合観光施設区域の地域経済、観光振興に資するものであるならば広さを限定するものではない。

 
IR議連「IR実施法案の基本的な考え方」への再考のお願い
「IR実施法案の基本的な考え方」についても再考をお願いしたい箇所があります。

第一に、「大都市のみならず地方への設置も検討することが望ましい。」という表現です。
「1.カジノを含むIRの実現、実施に関する基本的な考え方」の「●IRの設置総数・設置区域は限定し、慎重かつ段階的な導入を図る」の中にあります。
この表現ではあたかも大都市が地方に対して、先行、優先されるかのような印象を受けます。

第二に、「実施法制定後の最初の認定区域は2、3カ所程度で限定的で施行し、効果、課題を十分に評価、検証しながら、着実な施行を確認した後に、段階的に施行数を増やしていく考え方を基本とする。」という表現です。
「2.IR実施法制定へ向けての基本的な考え方」の「●特定複合観光施設区域の数と指定の在り方」の中にあります。
この表現を上記の大都市優先のニュアンスと合わせますと、多くの地方自治体は最初の認定区域に選定される可能性が乏しいような印象を受けます。
また、施行数を増やすタイミングですが、最初の施設が開業し、一定期間を経た後、ようやく国が二回目の地域選定プロセスを開始すると読めます。
それでは、二回目の国による地域選定プロセスの開始時期は、早くても2020年代中盤となります。地方にとって、あまりにも遠い将来です。

第三に、「一定の条件下にかかる施設を設置できる区域として、」という表現です。
「2.IR実施法制定へ向けての基本的な考え方」の「●特定複合観光施設と特定複合観光施設区域の指定」にあります。
ここで、問題となるのは、IRの定義、評価基準が存在しないことです。そのため、大都市が先行、優先されるような印象が関係者の間を独り歩きしている状況です。

カジノIRジャパン


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