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米国:G2E2015 デイリーファンタシースポーツ問題が白熱 カジノ業界から不満噴出(2)

2015-10-06

【海外ニュース】

9月29日から10月2日の3日間、米国ラスベガスにおいてグローバル・ゲーミング・エキスポ(G2E)2015が開催された。アメリカ・ゲーミング協会(American Gaming Association)とリード・エグジビションズ社による共同開催。
今回の注目点はIR体験、スキル要素スロット、ファンタシースポーツ問題など。イベントでは、カジノ業界の視点から、デイリーファンタシースポーツ問題の議論が盛り上り、カジノ業界から強い不満が噴出した。

ファンタシースポーツとは、実在するスポーツ選手を組み合わせて想像上のチームを作り、個々の選手の実際の成績をベースに、チームのパフォーマンスを競うゲーム。
デイリーファンタシースポーツは、シーズン通してではなく、オンラインサイトで毎日などの結果を競う。オンラインのプレイヤー課金はエントリー、情報、トレードなど。運営者は賞金を設定し、上位者に支払う。
DraftKings、FanDuelがデイリーファンタシースポーツ運営大手二社である。DraftKingsのアカウントを作成する際、参加者が求められる情報はユーザーネーム、eメールアドレス、18歳(州により19歳)以上であるボックスのクリック、クレジットカード情報のみ。

デイリーファンタシースポーツ市場は急拡大。Eilers Researchによれば、利用者の消費額(課金額)は、2015年には37億ドル、2020年には$177億ドルの見通し。

デイリーファンタシースポーツは、法的な位置づけがグレイ、不明瞭との見方が根強い。ゆえに、徹底的な法令順守(ライセンス保有する州のみならず、それ以外の規制区域においても)を求められるカジノ業界はその市場に参入できず、若者の需要を奪われているとの危機感がある。

G2Eにおいて、カジノ業界の関係者の多くは、デイリーファンタシースポーツは実質上ギャンブルであり、スポーツベッティングと同様の規制下に置くべきとの見解を示した。また、デイリーファンタシースポーツ業界のセーフガードの脆弱性を指摘、マネーロンダリング、内部者によるインサイダートレーディングの懸念があるとした。

一方、デイリーファンタシースポーツ(DFS)業界は、自らをGame-Of-Skillの業界であり、ギャンブル、スポーツべッティングとは異なると主張。
G2Eにおいて、DraftKingsのCEOであるJason Robins氏は、1)2006年UIGEAにてファンタシースポーツがGame-Of-Chanceではなく、ギャンブルから除外された、2)DraftKingsの参加者のうち、スポーツベッティングへの参加は15%未満に過ぎず、顧客層が異なる、をアピールした。

デイリーファンタシースポーツ業界は、その規模が大きくなり、またTVCMなどを通じて社会の認知関心が高まった。行政、規制関係者がその規制を検討する可能性がある。
American Gaming Associationは11月にスポーツベッティング、ファンタシースポーツに対して見解を発表予定。

なお、米国ではスポーツベッティングはネバダ、オレゴン、モンタナ、デラウェアの4州を除き、非合法である。

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